パプアニューギニアからの義援金

 *本日、日本・パプアニューギニア協会から
   会報誌、「ごくらくちょう」が送られてきました。

  封を開けると 3月11日の東日本大震災に於いて、パプアニューギニア
  日本に対して3億2000万円の義援金
  お送り頂いたという記事でした。

  既にお聞きしていたものの、活字となっている紙面をみますと、
  その膨大な数字に圧倒されブログ記事を書きました。

  パプアニューギニアでは、いち早くソマレ首相が日本の管首相に対して
  1000万キナ(日本円にして3億2000万円相当)の義援金
  贈与する旨表明されたそうです。

  日本の人口の30分の1の約670万人、一人あたりのGNPは日本の
  30分の一にも満たない約1200ドルしかない途上国のPNGが
  寄せた支援金がどれだけPNGの人々にとってかけがえのない額なのか、
  はかりしれないと山下会長はこのごくらくちょうに書かれています。


     震災4日後という慌ただしい中だったため、日本のメディアでもあまり
     このニュースは取り上げられなかったのが残念と言われています。
     少しでも協会会員からこのことを知らせて頂きたいことも
     書いてありましたので、ご案内しました。    
       

写真は5月17日義援金目録を近衛忠輝日本赤十字社社長(右)に贈呈する
デニス・ペペコ駐日臨時代理大使(左)

特に外国との友好関係は一朝一夕にできるものではありませんので、
長い友好関係の中生まれてきます。
鶴ヶ島にはパプアニューギニアの民俗造形美術品が1700点以上もありました。
その管理サポートをするご縁があってPNGともご縁が生まれました。
今は、早稲田大学他に移譲されていますが、その間には
以前駐日大使をされていましたマウエ大使や、メレ夫人にも
お会いすることができました。
長い友好関係の中で、様々な事が起こってくることを実感しました。


                  日本・パプアニューギニア協会 会員 植田早苗