お盆・・・

真夏の暑さにも負けずと、黄色の薔薇 グラハムトーマスが

庭に咲いていました。

 

 

 

ここ数年地域にならって、8月のお盆を迎えています。

今日は、午前中お墓参りに行ってきました。

そして、台風が来る前に迎え火を焚きました。

お供えの花は明るい花が好きだったので、洋花を、果物や我が家の畑の収穫物も。

我が家のルーツの三輪そうめんも供えました。

 

 

 

詩集から1編を書いてみました。

 

『和歌(うた)の煉瓦』

 

白浜の光が踊る夏の正午

    ・穏やかな時間(とき)の狭間に見える沈黙

・海色の布地をかけた華の微笑(ほほえみ)

    ・唇に微(かす)かに光る星の粒子

・溶岩の赤で染めた情熱の酒(みず)

    ・洞窟の中を漂う古の言霊(たま)

・芳しい菫色の和紙の短冊

    ・夕暮れの林に落ちた葉の言影(ことかげ)

・爽やかな朝の池に映える太陽

    ・春色の韻律(リズム)で記した風の音符

・小鳥たちの囀り声で叩く筆先

    ・中世の博物館で見つけた化石(きおく)

・フラスコの夢の薬(エキス)が醸す幻影(ビジョン)

    ・十月の和歌(うた)の音色に秘めた薫り

・幽玄な曲を奏でる夜の宮殿

    ・惑星の金属記号を記した手帳(メモ)

・しなやかな茎の曲線が辿る軌道(みちすじ)

    

沢山の言葉を残してくれてありがとう!

涙の数だけ強くなれるよね。