山吹の里

太田道灌にゆかりのあるヤマブキの里に行ってきました!(4月21日)

  

f:id:asuka201011:20210421095519j:plain

 

道灌は越生町龍ケ谷を生誕の地とする伝承があるそうです。
越生町にある龍穏寺には太田道灌の父の墓があり、道灌の墓もあります。
鷹狩りの途中、にわか雨に遭った若き日の太田道灌は、蓑を借りに貧しい民家を訪ねたそうです。すると出てきた娘が何も言わずに一枝の山吹を差し出した。
その少女は貧しくても古歌を知っていて、山吹の一枝に気持ちを託して、蓑のない悲しさを歌に託したそうです。
 
七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞかなしき
歌の中で蓑(みの)と実をかけていますが、一重の山吹は実が付きますが、八重の山吹は実が付かないそうです。
 
 
 
八重はおしべが花弁に変化しているため、花粉が出来ず、雌しべも退化しているので、実が付かないそうです。
 
 
元々この歌が詠まれたのは平安時代の京都嵯峨野だそうですが、歌を精進し、文武両道で立派な人物となった道灌説話としてゆかりのあるこの越生町にも言い伝えられているようです。
 
 

 

 

 

f:id:asuka201011:20210421093229j:plain

 

 

 

この公園、今の季節は山吹色に一面が染まります✨🍀✨
急坂を登ると奥武蔵の山々が見え、無名戦士の墓も遠くに見えました

f:id:asuka201011:20210423140428j:plain

 

山吹の里歴史公園 | 越生町観光サイト -梅を向いて歩こう-

 

 

 

 

 

 

今日の庭の花   クレマチス ラヌギローサ

 

f:id:asuka201011:20210423072342j:plain