花の少ない季節に清々しい香りと透明感のある花で冬を彩る蠟梅が
あちこちで素敵な香りを漂わせています。
下の写真は我が家の蠟梅。
蠟梅は梅という字がつきますが、梅はバラ目バラ科サクラ属に対し、
蠟梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹でクスノキの仲間ですが、
蠟梅と梅は寒い時期に開花し、香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった
類似点があります。
<花名・花言葉の由来>
花名の由来
和名の「蝋梅(ロウバイ)」は、花びらが蝋(ろう)のような色で、
また、臘月(ろうげつ、旧暦12月)に花を咲かせることに由来するといわれます。
花言葉の由来
花言葉の「ゆかしさ」「慈しみ」は、まだ花の少ない冬期に、
そっと黄色い花を咲かせるロウバイのひかえめで奥ゆかしい姿にちなむともいわれます。
インターネット検索によりますと蠟梅は雪中四友のひとつであると書かれています。
雪中四友(せちゅうしゆう)とは、中国・明代の官僚で学者でもあった
馮應京(ひょうおうきょう)が万暦年間に著した、中国の伝統的な年中行事・儀式・しきたりなどを解説した本だそうで全25巻あるそうです。
雪中四花とも呼ばれ、
どの花も白い雪が似合う春の花で す。
蝋梅(ロウバイ)、玉梅、茶梅、水仙の4つの花を指し画題にも使われるそうです。