* アジサイ(紫陽花、英名・学名: Hydrangea)
紫陽花とはアジサイ科アジサイ属の植物の総称です。
学名は「水の容器」という意味で、そのまま「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」とも呼ばれます。
〜 クレナイアジサイ 〜
今年大宮の方へ出かけた折り、盆栽美術館の近くにある
盆栽園で購入しました、クレナイアジサイです。
初めは白い花びらですが、少しずつガクブチのようにピンクがかってくる
様子がなかなか素敵です。
〜 青いアジサイ 〜
アジサイの花の色は、赤や青や紫いろいろですが、アジサイの場合は、
花の色はどの色であっても色素は、同じアントシアニンです。
全く同じ種類のアントシアニンが、濃い赤色を出したり、淡い青色を出したりしています。
アントシアニン、補助色素 、アルミニウム の三者の関係で花の色が決まってくるそうです。
アントシアニンは アジサイの花の中に含まれている色素、
補助色素は花に色がつき始めるにしたがって花の中で合成される色素です。
もう一つのアルミニウムだけは アジサイの中で作られるのではなく、
根から吸収されて外界からアジサイの中に入ってくる金属元素です。
ここにアジサイの色の秘密が隠されているようです。
アルミニウムが吸収されると花は青くなり、
アルミニウムが吸収されないと花は赤くなるのだそうです。
土壌にアルミニウムがあるというだけではなく、アルミニウムが
根が吸収しやすい状態になっているかどうか、
酸性土壌にあるアルミニウムは溶けて根が吸収しやすくなっています。
土壌が中性であったり、ややアルカリ性であると、
アルミニウムは溶けにくい状態になっています。
この部分は酸性土壌で、
アルミニウムが多く含まれているのかもしれません。
〜 カシワバアジサイ 〜
葉が柏の形をしています。
いまとても普及しているアジサイですが、
大きくなるのでそのうち植え変えないとだめそうです。
表の道に面したところのアジサイ。脇がゴミ捨て場。
アジサイがご近所の方の和みになっているようです。
お顔を合わせると、切ってはささやかなプレゼントに。
このアジサイをアレンジ!
というほどでもなくただ,丸く生けました。
でも写真で見るとピンクの濃淡が知らずに
グルーピングされていました。
もう7年前くらい、丸の内の東京マリンギャラリーで
お花の作品展をしました時、友人から頂いた西洋アジサイの鉢植え
庭に下ろしましたらすっかり大きくなってしまいましたが、
大切に育てています。昨年大きくなりすぎたので、剪定を深くしました。
残念ながら今年は花をみることができませんでした。
来年はきっと花を咲かせましょう。
2007年 の このアジサイの写真です。
とても素敵なアジサイです。