*先週の日曜日、2月26日早稲田大学で

    パプアニューギニア民族誌から探る縄文社会というテーマの

       シンポジウムがあり参加しました。

   長いことパプアニューギニアの民族造形品の
     維持サポートのボランティアをしてきましたが、
       少しずつ手元から離れて行くことを実感してきました。

  いずれにしても私がたずさわってきた当初から
     感じていた縄文社会との共通点を
       学者の皆様が解明してくださるというのだから
    とても興味深いシンポジウムでした。

   土器制作に視点を絞ったものは、今陶芸品を扱い
      陶芸家の方々と交流を持っている私にとっては
    有意義な研究発表でした。土器の文様や制作状態など
      丹念に調べられていました。

   また、精神文化の視点からみつめた発表は
        日本の古代の人々の精神生活に通じるものもあり
     近代社会が必ず通過してきた社会を、今現在もその生活が
       続いているパプアニューギニアの社会に見ることができるという
          研究発表でした。



    鶴ヶ島にある時はどちらかというと
       芸術的視点から見つめられてきましたが、
     早稲田大学では考古学的分野からの研究がされるようで
         今後が楽しみです。

    他に南山大学天理大学の教授もお見えでしたが
      この2大学ではどのような切り口で展開されるのでしょうか。

      早稲田の125記念室の展示はまだ見学できていません。
        もう一度、足を運ばなければ。