* 葉が美しくグランドカバーとして庭を彩る植物をアップしてみました。
最近沢山使われている ヒューケラ,一般的にツボサンゴと呼ばれている植物です。
このオレンジ色はヒューケラ・キャラメル という種類で、庭が明るくなり、とても変化が生まれます。
左のシックな花は黒なでしこ、右の白い花は白花シランで葉には白の縁取りがあります。
学名 : Heuchera 'Caramel'
■ ユキノシタ科 宿根草(冬期常緑〜半常緑)
ヒューケラ(ツボサンゴ)属は北アメリカにおよそ55種が分布する植物で、
近縁のティアレラ(ズダヤクシュ)属との交配により作られた品種は
ヒューケレラ(ヒューケラ×ティアレラ)と呼ばれ、
ヒューケラ同様に扱われます。葉色が非常に多彩で、
葉の大きさや形も様々です。
開花期は主に初夏、花茎を長く伸ばして白や朱色の小さな花を咲かせます。
こんもり茂っている葉の間から、
突き出るように何本も花茎を伸ばします。
緑色に斑入りのヒューケラ
花は真っ赤なものが多いですが、この種類は淡いピンク。
〜 ギボシ(擬宝珠) 〜
日本古来の植物で山野に自生、家庭の庭先でよく見かけます。
ヨーロッパに渡り品種改良されて、人気を得てホスタの名前で日本に逆輸入された帰化植物。
小さな可憐な葉から大型の葉まで多彩、日蔭を豊かに彩る宿根草。
ピンクの黄金シモツケの足元を彩っています。
擬宝珠は、伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、
廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りです。ネギの花に似ていることから
「葱台(そうだい)」とも呼ばれるそうです。
ギボシの花の蕾がこの擬宝珠に似ていることから名付けられています。
風知草 (黄金風知草) イネ科
学名:Hakonechola macra
別名:ウラハグサ(裏葉草)
花期:秋
学名の由来は「箱根産の草」という意味で,日本特産の 1 属 1 種です。
別名のウラハグサというのは,葉の本当の表は白色を帯びて常に裏に回り,
裏が表に現れて緑色になっており,裏表がアベコベであるとの意味です。
もともと鉢植えだったものを土に下ろしました。
冬は表面が枯れますが、春から夏に黄緑の葉が美しく映え、
面状の葉の近くに植えると細い葉の流れが美しいです。
花は秋に穂状花序を出します。脇に見える白い花はクリスマスローズ。
そろそろ終わりですが、本当に長い間楽しませてくれました。
葉の裏側 常に表になって黄緑が鮮やかです。
上の写真の葉は裏側ということになります。 葉の付け根で表裏が判断できました。