うちわと書で暫しの涼を!

毎日暑いです、、。

うちわを使っています、、。

随分前に城西大学水田美術館でうちわ展をしていた時に

購入したうちわ!

菱川師宣『見立て石山寺紫式部図』江戸時代(17世紀末)

水田美術館蔵

 

 

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昨日は友人で書の先生の一日講座に参加。

久しぶりに筆を持って、挑戦しました。

 

 

書いた文字は「荷心香」  読みは「かしんかんばし」

 

「荷心(かしん)」とは「蓮の花」のことで、「蓮の花が香気を放っている」という意味を表します。

 「荷心香」は、南朝梁の簡文帝蕭綱(503~551年)の詠んだ「日落荷心香・・・日落ちて荷心香る(暑い夏の夕暮れだが、蓮の花の香気が遠くにいてもさわやかさを感じさせてくれる)」という漢詩の一文に由来すると言われています。

 なお、「荷心香」には「蓮の花が香気を放っている」という意味のほかにも、「何時如何なる時でも自分らしさを失ってはいけない」という特別な意味があります。

「蓮」はどんなに泥沼の深いところにあっても、いつか必ず芽を出し、綺麗な花を咲かせ、良い香りを放つからです。

 

 

今年の我が家の蓮の花、とても綺麗に咲きました。