秋の花あしらい  そして  写真展へ

◎花あしらい

赤紫色の花が美しいオオケタデと白のフロックスをあわせて、宗全籠に活けました。
オオケタデは別名オオベニタデ(大紅蓼)とも言われ蓼科ですが、イヌタデよりもとても大きな植物です。

 

 

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#花あしらい #生け花 #茶花 #籠の花 #宗全籠
#久田宗全好み #オオケタデ #フロックス

 

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オオケタデはお彼岸で実家に行った時庭に咲いていたので、

少しもらい受けてきました!

 

オオケタデとは

花径6ミリから7ミリの紅紫色の小さな花が集まり、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)となる。 イヌタデを大きくしたような花である。 先の丸い花びらが5枚あるが、花びらは花弁ではなく萼片である。

葉は卵形で先が尖り、互い違いに生える(互生)

花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。

 

茎に毛が多いのが特徴で、名の由来にもなっている。

 

属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。 種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。   (みんなの花図鑑より引用)

 

この宗全籠は45年くらい前のもの、

当時職場を退職するときに友人から記念に頂いた籠です。

 

宗全籠とは

久田宗全(ひさだそうぜん)好みの置篭花入れ。

宗全籠は、女竹を用い、そこが長四角で、口は丸く編み上げ、底と四方に細い女竹を当てて、藤蔓で粗く結び、口縁は真竹を廻して藤で止め、丸篠を2本合わせた手がついています。始め、仙曳宗室の依頼によって作った置き籠に、創意で手を付けたもの。

 

久田宗全
とは
 
 
没年:宝永4.5.6(1707.6.5)
生年:正保4(1647)
江戸前期の茶人。久田家3代。父は久田宗利,母は千宗旦の娘クレ。徳誉斎,半床庵と号した。通称雛屋勘兵衛。庵号となる茶席半床庵は四畳中板の席で中柱をたてる形式で,点前座と客座の間に入れられた中板を天の川にみたてて「天の川の席」ともいわれる。宗全は茶道具にも工夫をみせ,ことに置花入として手付きの籠花入をデザインし,宗全籠の名で今日も多用されている。手造りの茶碗も「赤茶碗銘かき餅」をはじめいくつか現存するほか,好みものの道具が多い。その息子が千宗左(5代)の養子(6代,覚々斎)となった。<参考文献>久田宗也『京の茶家』

(熊倉功夫)   (朝日日本歴史人物事典の解説 より引用)

 

 

 

 

◎吉田写真教室 写真展

坂戸文化会館で開催された写真展に明日荷の茶論に長くお出かけくださっている、

土井さんもご出品ということで先日伺ってきました!

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会場風景とランチタイム

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写真の一つ「わかれ」は心迫る一瞬を捉えた素晴らしい写真でした。
私もコンサートで何度かお聴きしたことのあるパリ・オペラ座のピアニストのベッセラ・ペロフスカさんが、日本を離れフランスに帰国される時の別れの悲しみの一瞬を捉えていました。
 
数年前のコンサートの時の写真もありましたので、一緒にコラージュしてみました。
 
 
 
吉田功先生は毎月福島にお出かけになっていらっしゃって
震災後の福島の様子を取材されているそうです。
 
下の写真は廃校をテーマにした吉田先生の写真集
 
『廃校 12人の詩』
 
 

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心打たれる写真集です。  是非ギャラリーにてご覧ください。
 
帰り、やはり近くのサヨイロカフェでランチタイム、優しいお味の家庭的な献立にホッコリ😊ご近所の友人と楽しい時間を過ごすことが出来ました☕️
土井さんお取り扱いの稲庭うどんも頂いて帰りました~!

 

 

 

◎頂き物

お饅頭とシャコバサボテン

 

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