◎ 庭の秋草を使って花あしらいをしてみました。
洋種山牛蒡 ・ 秋海棠 ・ 秋明菊 ・ 風知草
花器は 陶芸家の矢萩典行氏の作品
そして、今日は9月11日東日本大震災から9年半が過ぎました。
2011年3月11日は誰もわすれることが出来ない日ですが、
先日玄侑先生が理事長を務める「たまきはる福島基金」様からもお手紙が届きました。
最近は事務局長の渡辺様ともfacebookで繋がりがあり、福島の情報を頂いています。
福島民報の記事も同封してくださいました。
「虻蜂取らず」の原文は下記からもお読みになれます。
https://genyu-sokyu.com/essay/20200816-nichiyourondan-94
石巻出身で友人のひまわり美穂さんからの紹介で育ててみました。
2020年8月1日撮影
◎庭の花
毎年楽しませてくれる美しい水生植物のホテイアオイが咲きました。
別名 ウオーターヒヤシンス。
毎年咲いてくれるこのホテイアオイ
川などに捨てると群生して、水面を覆いつくし光を遮ることで在来の水生植物を
抑圧するため、生態系被害防止外来種リストの「重点対策外来種」にも指定され
います。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80810.html
とても美しく水質浄化作用もあるといわれているため、自治体などが公園の池などで
栽培している例も沢山あります。
ホテイアオイは一日花なので、写真に撮り、日本画にも描いてみました!
なかなか腕があがらない日本画ですが、 昨日も川越美術館でお仲間の方々と
楽しい時間が過ごせました。
玄侑先生の小説『四雁川流景』の中にも<布袋葵>があります。
文学にも描かれている美しい水生植物。
冒頭は・・・「孫娘の園が大学に出掛けるまえに、いつものように郵便物を仏壇に置いていってくれた。…ブルーの澄んだ筆跡からその手紙は万年筆で書かれていた・・・水の上に浮いているあの植物を知っていますか」 群生を嫌われていながらもその神秘的なホテイアオイの思い出が綴られている美しい物語、、、。
久しぶりに本を広げたらこんな栞が挟んでありました。
玄侑先生の小説にはこのような栞やサインの言葉が私の心にしっくりとし、
最初のころはこの栞の言葉や禅語などを解読するのも楽しみの一つでした!
◎コロナ禍の中の仮想展覧会!
続 <犬も歩けば・・・展>
明日荷にも作品を所蔵しています陶芸家の矢萩典行氏と現代アート作家の伊藤彰規氏の
個展が先日銀座でありました。
コロナ禍の中、今のところ都内には出かけないようにしているので、
自宅ギャラリー内で 仮想展覧会?もどき・・・を楽しみました。
下の写真はお送りいただいたご案内状と2014年に開催した時の
<犬も歩けば・・・展>のご案内
今回与えられているテーマ鞍作止利について調べている。
日本最古の仏教寺院の飛鳥寺にある飛鳥大仏を作った人物、
そして、法隆寺の金堂釈迦三尊もこの鞍作止利の作品。
膨大な古代史に益々興味が生まれる。
このテーマを選んでみました。
古都飛鳥保存財団からも明日香村の地図を送って頂いたので、
資料と一緒に皆さんにお配りする予定。
ギャラリー明日荷はこの奈良の明日香村から玄侑先生が明日荷とアドバイスして
くださった名前。
元筑波大学教授で植物学者だった義父は隣市の桜井市金屋の生まれ。
仏教伝来の地はこの桜井市金屋と言われています。
http://www.city.sakurai.lg.jp/kanko/hajimarinomachisakurai/1394262344067.html
今、読売新聞では日本書紀のシリーズで記事が出ているということで、
ご近所の友人の鈴木れい子さんがいつもこの記事を届けてくださっています。
いつも有難うございます!