万葉の花   梅

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車を運転中に見かけた枝垂れ梅、

思わず停車してスマホで撮影!

濃いピンクで 華やかな雰囲気を醸し出していた。

 

 

こちらはもっと濃いピンク、  目を楽しませてくれたひと時。

圏央道沿いのあるところ。

 

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ウメ  バラ科    万葉名 うめ

梅の栽培は古く、近年壺に入った種子が弥生時代の遺跡から出土しているそうです。

梅の寿命は長く、百年から三百年と言われますが、見事に開花した五百年以上の

老木もあるそうです。

清楚な花とほのかに漂う甘い香りが愛されたウメは、万葉の時代、宮廷や豪族の邸宅に

植えられ、しばし「寒梅の宴」が催されたそうです。

 

 

春されば  木末隠(こぬれかく)りて  うぐいすそ

鳴きて去(い)ぬなる梅が下枝(しづえ)に   

                      山氏若麻呂(さんじのわかまろ)

                      (巻 5ー827)

 

「春になると梢にウグイスがウメの下枝に鳴きながら

           飛び移っていくのが感じられるよ」

 

この歌は天平二年正月  九州大宰府の長官 大伴旅人の邸宅で宴会が開かれたとき、

集まった官人たちが詠んだ梅花の歌三十二首中の一首で「梅にうぐいす」

「梅と雪」が多く使われているそうです。

 

            引用  『万葉の花』 片岡寧豊著 青幻舎 

 

 

 ウメ(梅、学名:Prunus mume、英: Japanese apricot)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。花芽はモモと異なり、一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄い。

 

 

下記は明日荷の庭の梅

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