明日荷の庭の半夏生も咲きました。
七十二候の一つでこの日までに田植えを終わらせることが
できればいいと言われている暦上の目安。
どくだみ科の一種で葉の一部が白く、
花は穂状のもので季節感のある植物です。
ライブラリーからは『七十二候美味禮讃』を紹介します。
著者 さだ吉 三浦俊幸 画工 川口澄子 小学館発行
この本のはじめに は こんなことが書かれています。
〜 この本には食べること、美味しいもの、美味しいものを味わう雰囲気への思慕が詰まっています。日本で培われてきた四季折々のゆかしい味わいを伝えたい、そのような料理店の店主の想いとそれを感じ取った客の想いに端を発します〜
この店は六本木にあり一度だけお邪魔したことがあります。
静かな店内に心にも身体にも優しいお料理でした。
川口さんをご紹介くださったのは、明日荷にご縁が深い
玄侑宗久先生。 玄侑氏の『養生事始』の川口さんの
イラストを拝見すると思わず、クスクス笑ってしまします。
他にも『お茶のすすめ』などの蔵書があります。
この本はお貸し出しできます。是非ギャラリーにお出かけになって、
お手に取ってみてください。