クリスマスの植物

*ギャラリーの前にセイヨウヒイラギの実が真っ赤についています!

    今年はとても実つきがいい。

別名 クリスマスホーリーともいいます。



クリスマスホーリー西アジア〜ヨーロッパ南部原産の常緑低木で、
春先に白い花を咲かせ、クリスマスの頃に赤い実をつけます。
正確には、このクリスマスホーリーはセイヨウヒイラギの別名で、
日本では別種のヒイラギモチがクリスマスホーリーとして出回っています。




ヒイラギモチは 雌雄異株で、11月頃に丸い実が赤く熟します。
葉は四角張った長楕円形で先端には強い棘があるのが特徴ですが、
セイヨウヒイラギは、比較的大きめで光沢のある濃緑色の葉をもち、
若葉のころはギザギザがありますが年輪を経るにつれてトゲが取れ、
丸い葉形となっていきます。

クリスマスの頃にこの緑葉と赤のクリスマスカラーを呈するため、
クリスマスの飾りにもよく用いられます。
用途はシンボルツリーとして、また生け垣やトピアリー、コンテナなどに利用されます。
樹高は6〜8mで花期は4〜5月、観賞期は11〜12月頃。

西洋ではクリスマスホーリーは聖なる木として扱われて人気があります。
またヒイラギも古くから<魔除けの木>として飾られ、ヒイラギの棘はキリストの受難を、
真っ赤な実はキリストの血を表すといわれ、ヒイラギのリースをヤドリギと一緒に玄関に飾り、
神聖なクリスマスを迎えるそうです。
ヒイラギの他もみの木なども使われますが、常緑の葉を<永遠>というイメージで
表していると言われています。

和名は葉がヒイラギに似るため「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」で、ヒイラギとは「柊ぐ-⇔ひりひり痛む」が由来とされます。英名は「Christmas holly(クリスマスホーリー)」、「English holly(イングリッシュ ホーリー)」で、ホーリーとはモチノキ属の英名です。




裏庭にはクリスマスのアレンジメントにとても似合う

   赤いバラも咲いています。