*最近は手ぬぐいを、実用品として使わなくなった代わりに、
素敵な絵柄のものが出回っています。
数日前知人が送って下さった、干支の<馬>の絵柄の手ぬぐい。
地色の青と紫のグラデーションが気に入りました。
そういえば、新年の<ガラスの馬>は青。
この手ぬぐいは地色の青に<白馬>と<富士山>。
昔から馬のことを<あお>なんていうけれど、
馬の場合は 真黒な馬のことを<あお>というらしい。
信号の緑を<あお>と表現するのと同じようです。
手ぬぐいは便利で半分に切ると、ふきんにもなります。
これは奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)から送られてきた、
ふきんと福寿箸。
お箸にも<三輪山>と書いてあります。
今、川越の万葉集の会に参加していますが、
何度も足を運んでいるその三輪の風景を思い出します。
沢山の万葉集の舞台となっている奈良の明日香
そこで採れた<飛鳥米ヒノヒカリ>
毎月お取り寄せしている飛鳥米には、いつもこの収穫直前の
稲穂を乾燥させたものが同送されてきます。
明日香風は明日香保存財団から送られてきました。
明日香は石舞台や高松塚古墳など日本の古代の遺跡などが沢山あり、
三輪(桜井市)と同様日本の古(いにしえ)の場所です。
明日香の甘樫の丘に登ると、大和三山(天香久山、畝傍山、耳成山)がよく見え、
古代人になった気持ちになります。
ギャラリーの名前 明日荷はこの奈良の明日香からのイメージで
明日香の香を変化させて明日荷となりました。
荷は植物名で<はす>の意味があり、
玄侑宗久先生にアドバイス頂きました。