日本橋から銀座へ

*先日(22日)、日本橋三越で開催されていました、

    東日本伝統工芸展に行ってきました。

 今回の明日荷のGarland展にご参加の 喜多方市佐藤達夫さんが

    入選されご出品されていました。

  丁度会場に入りましたところ、漆芸に関するギャラリートークが始まり、

     約50分、学芸員の方の解説も聞きながらの鑑賞となりました。



佐藤さんの作品はタイトル  

       蒔絵水差  「いのちの旅」  

     黒の漆に、かえでの金、銀彩がほどこしてあり、

       そこに波打つような文様が描かれていました。

    写真撮影禁止ですので、写真はありませんが、格調高い作品でした。

   そしてこの作品にも今回の震災に対する佐藤さんの思いが、

       伝わってくるようでした。

    他にも伝統工芸の最高峰の作品を見ることができ、至福の一時でした。


  佐藤さんの住まいの喜多方市観光協会のホームページです。

     http://www.kitakata-kanko.jp/

   


  帰り、銀座まで歩いて、今話題の福岡伸一氏(生物学者)がプロデュースされた、   
     フェルメール光の王国展も覗いてきました。

   現代科学とアートを結びつけた、新しい展覧会のあり方を垣間見ました。

   6月30日からの東京都美術館での展覧会では
    本物の「真珠の耳飾りの少女」を見ることができるそうで、楽しみです。

  あの青いターバンの意味を紐解いてみたいと思っています。




     そして、久しぶりに7丁目の「カフェ・パウリスタ」で一息、

     久しぶりに味わった、ここのコーヒーとキッシュとミニケーキ、セット。

         コーヒーはお変わり自由で、ゆったりできます。

   この日は 雨模様のせいか、店内は混雑していました。  


  明治44年開業、 銀ブラの語源となったお店だそうです。    

      銀ブラとは「銀座でブラジル産コーヒー」を飲むことから始まったそうです。



銀ブラ

語源は銀座パウリスタに一杯五銭のコーヒーを飲みに行くこと。

一般には「銀座通りをブラブラ散歩する事」(広辞苑)と信じられていますが銀座の銀とブラジルコーヒーのブラを取った新語で、大正二年(大正四年説もある)に慶應大学の学生たち(小泉信三久保田万太郎佐藤春夫堀口大学水上滝太郎小島政二郎)が作った言葉です。   

パウリスタ ブログより。




     パプアニューギニア産のコーヒーもありました。

   昔から文化人に愛されてきた喫茶店ということで、落ち着いた雰囲気があります。

     http://www.paulista.co.jp/cafe_paulista.html


この日、銀座も曇り空でしたが、歩行者天国は相変わらず開催されていました。