おかげさま

*今年も2月の初め、京都妙心寺の花園会から


         「 龍 」  が描かれた 色紙が送られてきました。


    玄侑先生からご縁を頂いて、平成18年〜20年にかけての
  3年間、妙心寺花園大学の夏期講座に参加、その後も
    毎年ご縁が続いて、干支の色紙が送られてきます。




『 龍と作っテ天に上がり   

       蛇と作ッテ草に入る 』  禅林句集

            妙心寺管長様のご染筆





  この句の意味は

ある時は、天空に飛翔する龍のごとく国家社会に臆することなく
   仏法を宣揚し、ある時は草莽(そうもう)の内を人に知られずに行く
      蛇の如く、潜行密用して陰徳を積み、世の一隅を照らす
         そんな存在でありたい
    


    いつの日かこの貴重な色紙や資料などの
       展示会も明日荷で催したいと思っています。




  下の写真は国立博物館で開催された時の
     妙心寺展の図録と妙心寺の写真集。 
  





妙心寺花園大学の夏期講座は毎年8月に2泊3日で
   行われている、夏の講座です。

   内容は法堂での早朝座禅から始まって、朝粥を頂いて、
      花園大学に移動、沢山の講座を聴講したり、
       体験したり、また普段では拝観できない場所の見学など、
        貴重な体験でした。

真夏の2泊3日は大変つらく、、、本当に修行の毎日でしたが
  良い経験だったと今でも思っています。 

 
    夏期講座が終わると奈良に廻って先祖のお墓参り,
     そして、今まで行けなかったお寺巡りを また、    
       明日香界隈の散策、  そして別の年には
      京都御所近くの小さな宿に
       泊まって、自転車で御所近くをサイクリング、
     この小さな宿は永井路子さんの『あかねさす』にも登場してくる
       エジプトのヒエログリフを研究している
        女性が経営する小さな宿。
       永井路子さんも常宿にしていた小さな旅館です。
         思い出深い一時がありました。  

    そして今まで行けないでいた、下賀茂神社
     鴨長明の「方丈」の庵を見学したことなど
        貴重な3年間の夏の思い出!

     



花園大学で禅学なども学びましたが、、、とても難しかった!

   そんな難しい授業なのに皆和やかな様子、
      下の写真はどういうわけか私が真ん中辺で真面目に聴講、、、
  その授業風景が暫く妙心寺のホームページに掲載されていました。
         お陰さまで本当に有難いご縁でした。