* 彫刻家の冨長敦也氏が3.11の東関東大震災で、
大きな被害をもたらした、宮城県石巻市の大川小学校で
鎮魂のお地蔵さんを彫られました。
玄侑先生のご紹介で、一関の常堅寺に逗留され、遺族の方々に思いを伝えられ
現地の石を使って彫られました。
作品は現地で出会った方々にも渡されたということです。
詳細は美術の窓10月号に掲載されました。
先週銀座のギャラリーゴトウで、その冨長氏の個展が開催されました。
テーマは NINGEN
東北での活動の状況を逐一ご報告頂き、その写真には厳しいお顔が
映し出されていましたが、実際にお目にかかってみると
このような活動をしたいと言う優しいお気持ちが
そのままあふれている面立ちで、一時楽しい時間が流れました。
玄侑先生のホームページに、私が初日の出の写真をお送りしてあること
などを話しましたら、なんとそこには太陽を表現した作品がありました。
3.11の震災の他にも台風や水害など
今年は多くの天災にみまわれました。
その作品の題名は Prayer <祈る人>
貴重なご縁に感謝しながら、
その作品を手元に置くことができました。
題名 『 Prayer 』
彫刻家 冨長敦也 作 2011年
技法 アッサンブラージュ
明日荷のギャラリー内に展示してあります。
是非、ご覧になりにお出かけください。